ふんわり優しい暮らし

少しずつ心を解放しています。

【自己啓発の限界に気がつく。大切なのは自分の人生を生きる覚悟を決めること】

私は長年、
生きづらさに悩んできました。

ずっと自分のことが嫌いだったし
なんか毎日不安でした。

その生きづらさを解消したくて
主に自己啓発系の情報を集めたりして
あれこれ努力してきました。

ポジティブな思考法も
自分を大切にする方法も
人間関係関係を改善する方法も
気の使い方も
コミュニケーションの方法も
引き寄せも、HSP関連のことも
たくさん学んできました。

でも最近、
自己啓発系の学びが
何だか不快に感じて
卒業したいと思うようになりました。

なぜ卒業したいのか、
そしてこれからどうしたいのか。

まとめてみたいと思います。



自己啓発に癒されていたころ

自己啓発って少し中毒性があって
本を読んだだけで自分が高まったように
感じるところがあります。

不安な気持ちを簡単に
癒してくれるからです。

最初は
「自分を好きになる方法」
みたいな自己啓発的な本を
読んでいたんだけど

だんだん物足りなくなって
カウンセリング的なものを受けたり
グループセッションやセミナーにも
足を運ぶようになりました。

そんな自己啓発の場で出会う方達は

心が優しく繊細な方や
生き方に不器用な方が
多かったように感じました。

それまで自分のまわりには
悩みを打ち明けても

「気にしすぎだよ!!」
「もっと前向きにならないと!!」
「難しく考え過ぎだよ!!」

そんなふうに
笑い飛ばされていかたら

世界には
自分の話を理解してくれる人も
たくさんいること

何なら自分よりも神経質な人や
繊細な価値観を
分かち合える人がいて

とても嬉しかったです。


最初は心の問題から入ったけど

会社の外で学ぶことに
すっかりはまってしまい

ビジネスや勉強系のセミナーにも
いくようになっていきました。


自己啓発系のセミナーに、いい出会いは少ない

学校や会社では
出会えなかった人達

繊細さを分かち合える
人達に会えたこと

プライベートな時間まで
学びを深めようとする
人達に会えたことは

本当にに嬉しかったです。

ただ最近、だんだんと足が
遠退いていきました。


いい出会いが少ないし
何なら会って気分が落ちる
人達が紛れていることに
気がついていきました。

さみしくてただ群れる仲間を
求めている人

なんかねちっこい人

なんか疲れる人

価値観をおしつけてくる人

宗教団体の布教のために
ひらかれているセミナーも
ありました。

(宗教の全てが悪いわけではない。
でも自分の信仰に誇りをもたずに
表面上はただの勉学会を
装っていることが不快だった。)


自己啓発は手段であって目的じゃない

結局、自分も含めて、
自分啓発の場に足を運ぶ人のほとんどが

生き方に迷っている人

まだ自分の人生に覚悟をもてない人

なんだなと感じます。

自己啓発の場は、
自分を癒したり取り戻したりする
手段のひとつであり

一時的に不安を
取り除いてくるる方法であったり
成長するためのプロセスなのかなと
思います。

学びの場として
私にとって心地よかったけど
いつまでも居続ける
場所ではないと思います。


自己啓発オタクから抜け出す

意識高い系なんて揶揄する言葉も
ありますが

自己啓発
はまっているうちは
現実の世界を生きていないように
思います。

確かに、
自己啓発系のセミナーにいくのは
家でじっとしているよりは
いろいろな価値観をもった人に出会えて
情報も得られるし行動にも繋がるし

本も読まないよりは読んだ方がいい。

でも、目的がはっきりしないから
薄っぺらい。

大切なのは
自己啓発を卒業して
自分の人生を生きる覚悟を
決めることだと思います。

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○失敗を受け入れる覚悟

自己啓発にはまる人の多くは
きっと生き方に不器用な人が多くて

それまでの人生で
たくさん傷ついてきた人達だなと
感じています。

でも自己啓発の学びで
いつまでも自分をごまかしていたら
チャレンジできないし
人生が停滞してしまう。

最近、自宅にある自己啓発本
ごそっと手放しました。

今の自分にはもう必要ないし
はやく自己啓発オタクから
抜け出したかったからです。

私にとって自己啓発の学びを
卒業するということは

傷つくことも失敗することも
受け入れること。

失敗したり予定通りにいかなくても

軌道修正したり
誰かに助けを求める勇気をもつことだと
感じています。


○まとめ

予定通りにならなくても
カッコ悪くても

それが自分の本心なら
前に進んでいくこと。

具体的に何をやっていきたいか
まだ見えないから
行動が限定的になってしまうのが
もどかしいけれど

まずは覚悟だけ先に決めて
あれこれ試してみたいと
思います。

ami