ふんわり優しい暮らし

少しずつ心を解放しています。

【「なんとなく」って、実はすごかった】

私は以前、
“根拠”とか、“理屈”だけを大切にして、
“効率的”とか、“正しさ”が当然の、
限定的な世界に生きていました。

“なんとなく”わき出た感情など、
あってはならぬものとして
無視していました。

でも生きづらさと向き合い、
感覚を大切にし直すことで、
『なんとなくは偉大である』ことを
学びました。

そのプロセスを、振り返ります。

***

〈「心の声を聞いて」といわれても、よくわからなかった〉

生きづらさに限界を感じて
勇気を出して飛び込んだカウンセリングで、
いただいたアドバイス
長い間、頭でばかり考えてきて、
“無難で正しい選択”や“世間から批判されない選択”を
繰り返してきた私にとって

“心の声を聞くこと”は、
“我慢すること”や“証明すること”よりずっと、
難解なことでした。

詳しくは、こちら↓
https://amimia.hatenablog.com/entry/2018/05/12/141531


できる範囲で、
日常の小さな不快を取り除き、
部屋に花を飾り、
食べたいものを食べ、
休みたいときに休み、
断りたいことは断る。

それを実践して、たしかに楽になりました。
それでも、何か、
だから心の声って何なのさ(怒)って、
腑に落ちないものがありました。


〈直感に従って行動してみた〉

そんなある日のこと、
今では何を悩んでいたのか記憶にないのですが、
「amiちゃんだって人生の主役なんだから!」と、
友人が励ましてくれました。

「くっさいなぁ~
それに私は何年も心の勉強をしてるんだから、んなもん知っとるわ!」
と思いながらも、
彼女の優しい気持ちがなんか嬉しかった。

そしてびっくりしたことに、
翌日、電車待ちのあいた時間に
ふらっと立ち寄った本屋で、

『人生の「主役」はあなたです』
鈴木真奈美著/PHP研究者

という本が目に飛び込んできました。

いつもなら、
なんか恥ずかしいタイトルだなぁ(^_^;)
って素通りするところですが、

その時の私は、
直感こそ心の声であることを、
なんとなく感覚で理解していたのだと思います。

『2日連続で同じ言葉が目につくということは、
何か意味があるのかもしれない。
とりあえず検証してみよう!』
と、本の中身を見ずに、
とりあえず購入しました。

あんまり期待せずに。
本の代金は実験代だと思って。


〈思ってもいない場所から、ヒントが降りてきた〉

そしていつもなら手に取らないタイプの
その本には、
そのとき私が求めていた、
「心の声」の答えが書いてありました。

***

p.44~45より抜粋
なんとなく、気になる。
なんとなく、やってみたい。
なんとなく、行ってみたい。
なんとなく、連絡してみたい。

満たされた時にやってくるお知らせ(直感)は、
すべて内なる自分からのサインです。

たいていのお知らせ(直感)は、
意味のわからないささいなこと。
しかも曖昧です。

理由に関係なく、やってみたいから、やる。

『人生の「主役」はあなたです』
鈴木真奈美著/PHP研究者

***

“なんとなく・・・”
で、よかったんだ。
根拠が大切なこともあるけど、
理詰めで証明していくことも
素晴らしいことだけど
“なんとなく”も大切にしていいんだ
“ささいなことも拾っていいんだ”
“曖昧さにも意味があるんだ”
と理解しました。

それまで胡散臭さを感じながら
半信半疑で実践してきたので、
やっと安心出来たのを覚えています。
直感に従って手にした本に
答えがのっていたという実体験を通して、
自分なりに答えあわせをしたようです。
(まだ100%は信じていませんが)


〈言葉でうまく説明できないのは、人によって感覚が様々だから〉

感性に従うとか、心を満たすとか、
とても曖昧で個人差があるので、
感覚では掴めても、
言葉にするのも説明するのも難解だと思っています。
言葉には限界があるなと感じています。
理解するまでずいぶんと悩みました。

時間がかかるのは、
その人にはその人の感性から導かれる、
オリジナルの答えがあるから。

感性に従ってその答えを求めていくプロセスも、
その人の個性であり、
その人にとって大切な時間なのだと
感じています。

そして試行錯誤の末に出会った
私にとっての答えは、
“なんとなくに従う”ことでした。


下記冊も、影響をうけた、大好きな本です。

『恋愛引き寄せノート』
西原愛香著/KADOKAWA


本質は似ていても、表現方法は様々。
感じるままに、自分にあうものに出会うまで
ただ探し続ければいいんだと
今は思います。

f:id:amimia:20180527134550j:plain


〈まとめ〉
私にとっての心地よい生き方は、
“なんとなくやりたいことをやる”
でした。
理屈を越えた“なんとなく”のパワーは
地味だけど絶大でした。

でもそれは今の私にとっての答えであって、
成長とともに変化していくのかもしれません。

またその人にはその人の答えがあって、
私にとっての答えが他の人にとって
の答えなのかはわからなくて。
だから誰にも正解を教えることは出来なくて。

心の声って何なのか。
心地よい生き方って何なのか。
その人が感性を信じて行動し続けることで、
みえてくるものなのかなと
感じています。

ami