ふんわり優しい暮らし

少しずつ心を解放しています。

【30代で、思春期をやり直す】

私は子供の頃からずっと
人間関係に悩み、
生きづらさを抱えていました。

本格的に生きづらさと
向き合い始めた6年くらい前、
まず私は親子関係と
向き合いました。

私は愛されていなかったという誤解を
少しずつといていきました。

子供の頃にできなかったことを
やり直したり

自立心の強かった私が
勇気をだして親にお願いしたり
甘えたりしました。

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失った時間を取り戻す日々でした。

失敗も戸惑いも
傷ついたこともあったけど

いつのまにか心地よい
親との距離が出来上がって
毎回、大型連休のほとんどは、
実家で過ごすように
なりました。

以前は実家で1日過ごすだけで
イライラしていたし
家族で外出なんて
馬鹿馬鹿しくて留守番していました。

それを思うと
無防備に実家でくつろげるのは
奇跡のようです。

両親はこんなにあたたかくて
面白い人だったのかと

家族と過ごす何気ない日常が
こんなに楽しいものだったのかと
びっくりしました。

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父が入れてくれるコーヒーも
母が作ってくれる料理も
たぶん味は子供の頃と
変わっていないはずなのに
今はすごく美味しく感じます。

どんなカフェのコーヒーより
どんなレストランの食事より
ほっとする味です。


でも不思議と今年のGWは
正月に帰ったばかりだし
ちょっと顔だすくらいに
しようかなと思いました。

親とは離れて
自分の時間を自由に過ごしたいと
思うようになりました。

たぶん私は親に甘えきったのだと思います。

親の病気もあって
十分に甘えきれなかった幼少期に
親との間に
つくってしまった溝を
うめることができたんだと思います。

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親への妙な反発心というか
なんとなく距離がとりたくて
思春期の反抗期のような感情が
ふたたびわきあがっています。

もう同級生の中には
思春期の子供をもつ親になった子もいる
年齢なので
恥ずかしくて笑ってしまいますが、

私はたぶん、
失った時間をやり直し
ようやく本当の意味で
親からの自立を果たそうと
しているのかもしれません。


ふたりとも、もう若くはなく
病気で命が危うい時期もあったし

子供を思いやって
隠してくれていたけど
夫婦の仲が危うい時期も
きっとあったと思います。

それでも今はこうして
楽しく2人で暮らしていて
帰省のたびにあたたかく
迎え入れてくれることを
心から感謝しています。

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親離れの時期は、
親への愛情と別れの寂しさ
自立心とこれからの人生のワクワク
いろんな感情が入り乱れて
複雑です。

思春期ってとても大変で
大切な時期なんだなと
思います。

電車の中で騒ぐ中高生を
うるさいなーって思っていましたが
あたたかい目で
みてあげられそうです。

ami