ふんわり優しい暮らし

少しずつ心を解放しています。

【人に教えるのもアウトプットの1つ/自分の心に寄り添って生きる方法がさらに深く理解できました】

人に教えるのが苦痛で、
そんな暇があったら
新しいことを学びたいと
思っていた私が

教えることも
アウトプットであり
大きな学びになるんだと
気がついた出来事を
振り返りたいと思います。


***

どん底に落ち込んだ友人に伝えたこと】

いつも無邪気で明るく、
とても努力家で工夫が得意で
めったなことではめげない友人が
仕事のことで自信をなくし、
体調やプライベートまで
悪影響が出ていました。

私はとても生き方に不器用で
長年生きづらさと
向き合ってきたため
こういう時に何をしたらいいか
よく知っていました。

そこで、
ちょうど2人のお休みが
重なったタイミングで
友人を自宅に呼び寄せました。

まずは体に優しくて美味しいものを食べ、
話を聞き、一緒に泣き、怒り、笑い、
一緒にはしゃぎ、ふざけあいました。

私は基本的にふざけるのは
苦手なのだけど、
友人の性格にあわせて
ちょっと冒険してみました。


さらに友人が少し元気になってきた
タイミングをみて

私が長年かけて学んできた
自分の心に寄り添う方法を
ぎゅっと凝縮して

友人の性格と思考回路に合うように
アレンジして話をしたり、
ワークシートを作って
友人の感情を書き出してもらいました。

書いたことを説明してもらって
私が書いたものと比較したりして
一緒に振り返りました。

押し付けにならないように
細心の注意をはらって
自分も楽しむことを意識しました。

すると、
絶望していた友人が徐々に、
無邪気さを取り戻していきました。
花が咲いたように明るくなっていきました。

・自分は何をしているときが幸せなのか?
・今までどんな無理をしていたのか?
・今までどれだけ自分に厳しくしていたのか?
・今までどれだけ不必要に
まわりの都合にあわせてしまっていたのか?
・今、何がつらくて何をやめたいのか?
・今、何をやってみたいのか?
・その中でも今すぐできることは何なのか?

友人の口から
言葉になってあふれてきて、
話がとまらなくなりました。

その姿はもう、
普段の元気な友人そのものの姿でした。


そして、
自分に厳しく
すぐに成果を求めるタイプだった
友人から、
後日届いたラインは

・感情を認めてあげれば
少しずつ苦しさも減っていくのかな

・自分を大切にする感覚がわかってきた気がする

・まだ癖が強いから、ちょっとずつなおしていきたい

といった、
自分へのあたたかい優しさに
あふれる言葉に変化していました。

私が伝えた言葉の真似ではなく
友人自身の言葉として
発してくれたものでした。

伝えたいことが、
全部伝わっている・・・。
実践してくれている・・・。
友人の言葉に、
心があたたまりました。


【教えることで情報が体系化され、理解が深まる】

友人はたくさん
お礼をいってくれたけど
実はお礼を言いたいのは私の方でした。

痛みと懸命に向き合い、
徐々に元気を取り戻す姿に
明るく笑う姿に
私自身が癒され、励まされ、
救われました。


そして何より、
今まで学んできたことの中から
エッセンスを抽出して説明したり
ワークシートを作る過程で

あらためて
"自分を大切にするって何だろう?"

"どうすれば最短距離で伝えられるだろう?"

と、たくさん向き合ったことで

自分の心に寄り添って生きるために
本当に大切なことが何か、
整理されていきました。

私自身は生き方に苦しむ中で
片っ端から様々なことを学び、
参考にし、
トライ&エラーを重ねながら
成長してきたので
失敗や遠回りもたくさんあり
実はあまり頭の中で
情報が整理されておらず
体系化されていなかったことに
気がつきました。

自分の人生を自分で生きる力を
取り戻すためには
何が重要なのか。
どんな順番で伝えることが大切なのか。
どんなふうに感情と思考を
使い分けたらいいのか。
今回、人に教えるために整理したことで

自分も日々何を大切にしたらいいのか
理解を深めることができました。


【まとめ】

教えることも学びだと
知識では知っていましたが、

私は暇があったら
新しい情報を知りたいタイプなので
お仕事でも人に教えるのは
本当に苦痛で、
時間の無駄に感じていました。
自分で勉強してくれと
思っていました。

でもこれからは
教えることもアウトプットであり
伝えるために知識を体系化していく過程で
自分にとっても大きな学びになることを
思い出して

人に教えることも
大切にしていきたいと
思います。

ami