ふんわり優しい暮らし

少しずつ心を解放しています。

【嫌いな人を嫌いと認めたら、好きな人がわかってきたよ】

長年生きづらさに悩んでいて
心が弱すぎるあまり
恋愛を楽しめない私に
友人が伝えてくれました。

『嫌いな人を嫌いと認めたら
好きな人がわかってきたよ』

めったに人にアドバイスをしない
控えめな友人の言葉だけに
なんだか大切なことのような気がして
向き合ってみることにしました。
まだ実践の途中ですが、
気がついたことを振り返ってみます。



(1)人を嫌いになるってよくわからない

人をちゃんと嫌うって
どういうことだろう?
答えがみつからなくて悩んでいます。

私は神経質で
割と人に厳しいタイプだからか
嫌いな人は今もたくさんいるし
過去にもたくさんいました。

でも今までの自分を振り返ると
嫌いな人をみつけると

嫌い・・・あの人やだ・・・って
素直に自覚するより先に


どうやってあの面倒な人と
うまくやっていくか、
相手のいいところを一生懸命探して
なんとか嫌いにならずに
関わっていけないかと
模索してきたことに気がつきました。

不快な振る舞いは
自分の接し方が悪かったから
相手には関係ないとか、
自分の捉え方が悪いと考えて、
自分のせいにしていました。


(2)とりあえずやってみたこと

嫌いな人をみつけると
すぐに自分が未熟なせいだと
思考を転換してしまう癖に
気がついたので、

嫌いな人の
不快なところを発見したら
"ただ眺める"ということを
とりあえずやってみました。

生理的に無理ってやつも
とりあえず受け入れてみました。

ちょっと不快でした。
おかげで頭が混乱して、
ブログの更新が滞りました。


(3)嫌いな相手に期待していたことに気がつく

嫌いな人をみつけたら
涌き出てきた嫌いな感情をただ眺め、
"トラブルを解決しない"
"相手の承認欲求に答えない"
ようにしてみました。

慣れないことで
最初は苦しかったけど
慣れるとだんだん気持ちが
楽になってきました。

そうしたら、

以前の私は、
嫌いな相手が
自分にとって不快なことを
二度としないように

自分が相手に対して
大人な対応ができるようにと

期待していたこと、
見張っていたこと、
コントロールしようとしていたことに
気がつきました。

ありのままの感情を受け止めずに
見栄を張っていたし、
格好つけていました。

だから相手が不快なことを
するたびに
毎回いちいちびっくりして
苛立ち、傷つき、不安になって、
感情を乱していました。
うまく対処出来ない自分を
責めていました。


(4)期待を辞めたら相手との距離ができて楽になった

でもいちいち不快な人を
監視するのをやめて

そもそも不快な人だし、
しかたない、いつものことだから。
どうせあの人ダメだから。

と捉えるようになったら

すごく、楽、でした。


相手の不快な行動に
いちいち驚かなくなって

相手との間に見えないバリアが
出来たような感覚になりました。

相手との間にバリアを張る話は、
何かのHSPの対処法の本で
読んだことがある気がします。

HSPの傾向が強い私は
そもそも人との距離のとりかたに
苦労していましたが、

すこしやり方がわかった気がします。


(5)楽になったけど、まだ表層的

人を嫌いになることと
向き合っていると

"いい子ちゃんでいたい"とか
"罪悪感"といったキーワードが
何度も浮かびました。

自分が人を嫌うなんて身の程知らず
みたいな思いもあって、
ちょっと悲しくなりました。

でも、うまく言葉になりません。
きっとたくさん傷ついているし
自分に嘘をついている。

嫌いな人を嫌いと認めて、
好きな人との時間を大切にするためには、

自分で環境や人間関係を
選べるようになるには、

もう少し時間が必要みたいです。

ami