正しくて完璧な自分を諦めた先にある幸せ
自分のことが嫌いだった私は
自分への愛情を育てていくなかで
どんな人にも
もちろん自分にも
表と裏があって
ずるさや弱さがあって
どうしようもないところが
たくさんあること
人間はきれいなだけな存在じゃないんだと
気がついていきました。
以前の私は潔癖過ぎました。
清く正しい存在でありたいという思いが
そうあらねばならないという
思いが強すぎて
私は自分に自信がもてなかったし
自分を知られたくなかったし
自分を理解したくもなかった。
自分のダーク(だと自分で思いこんでいる)な部分を
何とかして葬り去ろうと
必死でした。
でも、人間ってそんなに完全じゃない。
いびつで歪んでるし
平気で嘘もつくし
矛盾だらけだし
でもそれでも同じくらい
優しさや美しさもある。
自分の中などうしようもない部分や
美しくない行動をしてしまう
心の痛みや背景を理解して
自分の中の葛藤や矛盾を認識して許したら
正しくあろうとしていたころの
表面的な優しさではなくて
まあ人間だからそんなの
一人一人ちがうし
誰にも癖や残念なところだってあるし
それでいいんだよ
その中でどうやっていくのかだよと
寛容になれて
つくりものじゃない優しさが
育ちはじめました。
ami