ふんわり優しい暮らし

少しずつ心を解放しています。

完璧主義に潜む弱さについて考えてみました。

「私の人生、予定通りにならなくていい!
何がおきても楽しめるよ。
人より遅くても
順調じゃなくても
楽しいから大丈夫だよ。」


疲れに疲れて
ただぼんやり過ごしていたら
心にふらりと言葉が
降ってきました。


私はどちらかというと
"完璧"が好きなタイプだし
"完璧"って素晴らしいことだと
信じて疑わずに生きてきました。


でもこの言葉を心で感じてみて
この1年、
私以上に完璧を追求する人達と
関わってみて
"完璧主義"ってある種の逃げでもあるんだなと
気がつきました 。

不安を埋めるために
誰かに文句を言われないために
完璧を目指す。

そのために健康が犠牲になったり
大切な時間を浪費したり
心が深く傷ついたりする。

そこには信頼も優しさもない。
笑いも安らぎもない。

そして、予定どおりにいかなかった時
理論どおりにいかなかったとき
自分は何も出来ない弱い人間だと
決めつけている。

自分は弱い人間だから
誰かに責められないように
することが大切という考え方。

完璧でいさせてくれない
何かを誰かを
強く批判し攻撃する。

そんな孤独で疲れる生き方を
私は選んできたんだなと
ぼんやり過去を振り返っています。

完璧を目指すことは
まわりとの関わりを断って
自分一人の世界に閉じ籠る
生き方なのかもしれません。

例えば芸術とか研究とか
プロのスポーツ選手とか、命を扱うお仕事、
信頼性が大切なお仕事とか・・・。
時に完璧を目指すことは
美しく、素晴らしいと思います。
自分と向き合って孤独に闘うことが
大切なタイミングもあると思います。

でもそれは時と場合によるし
バランスが大切だということに
私は気がついていなかったようです。


過剰に完璧を目指していないか
完璧な完璧を押し付けられていないか
目的もぶれていないか
自分が傷つかないこと
恥をかかないことが目的になっていないか

心の癖や習慣はすぐには変わらないので
振り返ってチェックすることが
大切なのかなと思います。


ami