ふんわり優しい暮らし

少しずつ心を解放しています。

【心の痛みを受け入れると、本当の人生が動き出す】

私は子供の頃からずっと
人間関係に悩み、
生きづらさを抱えていました。

本格的に生きづらさと
向き合い始めた7年くらい前、
まず私は親子関係と
向き合うことから始めました。
心の悩みを抱えていらっしゃる方のほとんどは
私と同じように親子関係と向き合ったことが
あるんじゃないでしょうか。

アダルトチルドレンについて学んだり
両親との関係を振り返ったりしました。

傷ついた心を癒し、
誤解を解き、
私は愛されていなかったという思い込みを
外していきました。

男性と女性の愛情表現の傾向の違いを知って、
父の深い愛に気がついたり

人間関係に関心が薄く不器用な母なりに
一生懸命愛してくれたことに気がついて

もう一度"親に甘える"ことを
やり直していきました。

嫌味に感じてしまい
煩わしくてしかたなかった
父の心配や世話焼きを
素直に喜べるようになり、

関係が冷えきっていた母との会話が
成立するようになりました。
勇気を出して
わがままなお願いを
できるようになりました。

まったく寄り付かなかった
実家で、
のびのびとくつろげるようにも
なりました。

もうけして若くない
両親なので
生きていてくれたことに
心から感謝しました。

子供のころに出来なかったことを
やり直すことができたし、
私はとても、
恵まれた家庭環境で
愛されながら育ったのだと
実感できました。


でもそれから約7年、
あの頃出会った、
同じ悩みを
分かち合っていた仲間達は
自分の道をみつけて
素晴らしい仕事をしていたり、
最愛のパートナーと
出会ったりしています。

でも、私には
人生ががらっと変わるような
変化が起こらない。

前よりずっと落ち込まなくなったし、
自分に優しくできるようになった。
でも、自分が何を望んでいるのか
まだよくわからないから
何を頑張っていいかわからない。

投資した時間とお金を
考えると、すごく悲しい。

なんで自分だけ
変わらないんだろうと
もがく中で、

半年前、昨年11月-12月頃に
悲しみやさみしさ、
心の痛みを受け入れられず、
排除したり
無理矢理ポジティブに解釈して
現実から目を背けてしまう
自分の弱さに気がつきました。

今ではもう、
心の痛みと向き合うことが
日常になってきました。

そんな最近思うのは、
心の痛みを無視してしていた
今までの人生は
表面的で偽物で、
つまらない人生だったなと
いうことです。

痛みを受け入れ
痛みとともに生きると、
自分の心を無視して
必要以上に頑張る必要もなくなる。
必要以上に頑張る人生は
不安を埋めてはくれたけど
本当に生きたい人生じゃなかった。

痛みを無視すると
痛みは心の底にたまっていくけど
痛みを受け入れると
痛みはすこしずつ消えていく。

痛みとともに生きることは
一見ネガティブなようで
とても前向きで自然な生き方だと
思えるようになりました。

また、痛みとともに生きる中で
日々心が成熟していることを
実感しています。

7年前に
両親との関係を
振り返った当時は気がつけなかったけれど
まだ親子関係の中に、
幼少期に体験した、
深い深い痛みがあることが
少しずつわかってきました。

まだ整理しきれていないのですが、

どうやらその痛みは、
私が仕事や恋愛、人間関係の中で
つい誰かの犠牲になってしまったり
必要以上に頑張ってしまうことに
繋がっているようです。

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ということで
まだまとまっていないのですが
痛みを受け入れ
痛みとともに生きることは
自分を癒し、
心を成熟させてくれる、
とても大切なことだと
最近感じています。

ami