ふんわり優しい暮らし

少しずつ心を解放しています。

【人間嫌いだった元研究者が学んだ、人を動かす方法】

いまの会社で得たこと

私は今、人生で2回目の転職を
希望しています。
今の仕事の延長ではなく
新しいことにチャレンジしたいと
思っています。

そんな中で、
私が今、何に不満をもっているのか
今の仕事でどんな成長をしてきたのか
振り返っています。


私が今の仕事で得た大きな経験の1つは
"人を動かす"挑戦を続けたことです。

1社目では研究者を志していましたが
年齢を考えて夢を断念して転職し
2社目の製造業の会社で
品質関連の仕事をしています。

基本的に私は、人と関わることを
あまり好みません。
ランチはゆっくりしたいので
1人じゃないと苦しくなります。

自然と対峙し、
あれこれ分析しているほうが
ずっと幸せです。

2社目の仕事は、
"考えること"という、
自分が好きなことで
かつ得意なことを
生かせる仕事だと考えて
転職しましたが

そもそも品質をつくるのは
"理屈"ではなく"人"なので
予想以上に"人と関わる"ことを
求められる業務内容でした。

人を動かすなどやりたくない。
私は自由を好み、
人に指図することも
指図されることも
不快でたまらない。

でも当時の経歴と狭い視野では
再転職という選択肢はなかったので
仕事を続けるために仕方なく、
人と密に関わる仕事を
続けました。

そんな中で学んだこと。
人嫌いな私が人に動いてもらう方法。

それは、

信頼は行動からしか生まれない。
だから地道に
自分の信じることを
自分のやるべきことを
淡々と続け、
時間をかけて人間関係を育てていく。

ということでした。

無我夢中だった頃は
信頼を得る重要性を
理解していなかったけど

損得勘定を抜きに
淡々とやるべきことをやり、
相手の立場を知ろうとし、
相手に共感をしめす私の態度が、
徐々に人の心を打ったようです。

人嫌いだった私が
やがてたくさんの人に囲まれて
会社を動かしていくことに
つながっていきました。

心理学や脳科学の知識も
お世話になったけど
それは短期的に効き目があっただけ。

人が見ていなくても
何の得にならなくても
上司に反対されても
自分の信じたことを譲らずに
行動を続けることが
自然に人を動かすことに
つながっていきました。


今、あのときの自分に言いたいのは

あなたがあたりまえにしている
"自分がやるべき事"を理解して
"素直に行動する"ことは
多くの人にとって不快だということ。

"論理的に正しいか"より
"誰の指示か"で
行動するかどうかを決める人が
世の中にはたくさんいるから。

だからうまくいかなくても
人がなかなか動いてくれなくても

それはあなたの実力のせいだけじゃないから、

自分を責めなくていい。

人が人を信頼して動くまでに
時間が必要ということ。

信頼が人を動かしていくということ。

"論理的に正しいから""必要だから"
ではなく
""◯◯さんが言うから"動こう
という人達がいるということ。

だから
淡々と行動して、

あなたが自分の利益ではなく
組織の利益のために動く人間だと
理解してもらうこと。

そして信頼してくれた人を
裏切らない行動をつづけていくこと。
(甘やかすというわけではない)

ただそれを、続けるだけだよ。

ということです。

ami