ふんわり優しい暮らし

少しずつ心を解放しています。

【疲れに気がつくことって大切だなと思った話】

頑張り過ぎて空回りすることや、
周囲の頑張り過ぎな人から
八つ当たり受けることの多かった私が、
無駄な衝突を避けて
少しでも生きやすくするために
意識していることを、
振り返ってみました。

***

1) “頑張る”ことで得られる見せかけの充実感

頑張るって確かに楽しいです。
最近は意識的に頑張らないようにしていますが、
たまに物足りなくなって
歯をくいしばって頑張る
私に戻りたくなります。

頑張ることで頭がいっぱいになると、
余計なことを考える余裕がなくなって
見せかけの充実感を得られる。
頑張ってる私に酔ったりできる。

でも頑張り過ぎることを手放していく中で、
それでは生産的ではないし、
心を麻痺させているだけ。
本当の意味での幸せではないことに
気がついていきました。


2) 頑張り過ぎな私を手放すために取り組んだこと

頑張り過ぎるのを控えるために
私が取り組んだのは、
「休む」「ゆるむ」ことでした。


「休む」「ゆるむ」ために、そもそも
自分が疲れていることに気がつけない
タイプだったので、

☆どんなときに自分は疲れやすいのか?

☆疲れると自分はどんな状態になりやすいのか?

根気強く自分を観察するところから
始めました。

そして疲れているときの自分と
疲れていないときの自分では
大きくパフォーマンスが
変わることがわかりました。

疲れているときにさらに頑張っても
大して成果が出ないことを
実感しました。

すこし休んでからまた取り組んだ方が、
画期的なアイデアを思い付いたり
短い時間で目的を達成できることが
わかりました。


3)自分を理解できたら、周りを観察する余裕が出てきた

自分の状態を理解出来るようになるに従って、
同じように頑張り過ぎて
パフォーマンスが低下して
感情的になっている人に
気がつけるようになりました。


4)頑張り過ぎない人と頑張り過ぎる人の違い

よくよく観察してみると、

自分のご機嫌やエネルギーを
普段から管理できている人は、
疲れる前に状況を判断して、
さっと手を引きます。

でも頑張り過ぎるタイプの人は、
休むという概念をもっていないのか、
疲れている自分に気がつくことも
疲れている自分を認めることも
あまり得意ではありません。

疲れているからこそ、
さらに頑張ろうとして自分に鞭を打ちます。
加えて、人にまで鞭を打つ人がいます。
(私はこんなに頑張ってるのに、
何であなたはそんなにだらしがないんだ!
という感じ。)


5) 疲れている人に気がついたら、さっと距離をとる

注意深く観察していく中で、
頑張り過ぎるタイプの人の中には、
自分が疲れていることを認められずに
無意識に周囲に疲れを押し付けたり、
ネガティブな感情を撒き散らす人が
いることがわかりました。

私自身も意識して自分を観察していないと、
同じように誰かに怒りの感情を
露にしてしまうことがあります。

だから、
自分が疲れているときも、
相手が疲れているときも、
出来るだけはやく気がついて
可能な限りさっと距離をとる。
休む。休んでくれるように促す。

相手が自分の疲れをコントロール出来ないタイプなら、
特に注意して自分からさっと距離をとる。

本当に急ぎの重要なこと以外は、
後回しにする。

そうすることで、
周囲から八つ当たりされることも
周りと衝突することも
減っていきました。

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6) まとめ

過去を振り替えると、
がむしゃらに頑張ることが
大切なタイミングもあったなと思います。
頑張ることの全てが悪いとは思いません。

でも、頑張るのを控えてバランスを
意識することで、
全体を見通せたり、
面白いアイデアを思い付いたりする。
将来を見通して自己投資もできる。

頑張り過ぎないことの大切さにも
気がつけてよかったなと思います。

そして頑張り過ぎを避けるために大切なのは、
自分と周囲の疲れの状態を注意深く観察して、
発見したらさっと距離をとることでした。

ami