ふんわり優しい暮らし

少しずつ心を解放しています。

【思い出を手放す】

去年は人生で何度目かの
大きな断捨離をした。

価値観が変わるとき、
人生の課題が変わるとき、
気がつくと私は断捨離をしている。

たぶん、
私だけじゃない気がするけど。

今はその余韻で
今まで手をつけられないでいた
"思い出の品"と向き合いながら
手放す努力を続けている。


私は、"思い出の品"には
2種類あると思っている。

ひとつめは、
何の曇った気持ちもなく、
ただただ大切なモノ。
手にとると幸せな気持ちでいっぱいになる思い出。

ふたつめは、
執着している過去や後悔
叶わなかった夢や愛のカタマリ。
手にとると、心がくるしくなる思い出。


今回私が手をつけだしたのは、
ふたつめの、
執着している過去や後悔、
叶わなかった夢や愛のカタマリ。

段ボール箱1つ分くらいある
過去への執着。
見返すこともなく、
手放すこともできず、
困っていた。

何の心境の変化だかわからないが
最初はちょっとだけ
勇気を出して手放したら
いつの間にかその感覚に慣れてきて
結局9割を手放した。

なぜ今までまったく
手をつけられなかったのに今回は手放せたのか?

断捨離がすすむにつれて
不要なものがないライフスタイルの
心地よさに気がついたのもあるし、

過去を手放さないと
前にすすめないと
何となく感覚的に察したのかもしれない。

部屋の乱れは心の乱れと聞くが、
モノと心の関係は本当に
興味深いなあと思う。

残り1割となった過去への執着、
なかなか手強そうだけど、
気長につきあっていきたい。

本当の意味で、
自立した大人になるために。

ami
今週のお題「二十歳」