ふんわり優しい暮らし

少しずつ心を解放しています。

【長女は知らない間に母親好みの人生を生きている】

【職場のコミュニケーションが苦手です】

 

私は、初対面の人との

当たり障りのない会話は

割りと得意なのですが、

 

職場の人間関係のような、

密にかかわりながら

長期的に信頼関係を築いていく

コミュニケーションが苦手です。

 

気が付くとパワハラモラハラ

被害にあっていたり

依存的な人間関係が出来上がり

 

自分の仕事の分担が抱えきれないほどに

大きくなってしまったり

精神的に頼られ過ぎてしまって

苦しくなってしまうことが多いです。

 

なぜ自分は心地よい対人関係が築けないのか

何か重大な欠陥があるのか

長年疑問に思っていました。

 


【職場の人間関係が上手くいかない理由】

 

でも最近、

自分が罪悪感を抱きやすいことに気が付き、

罪悪感を抱いてしまった瞬間に

自分の意志に反して

相手の望み通りに行動してしまう

癖に気が付きました。

 

目上の立場の方に対してだけでなく

後輩に対しても

理性では自分は何も悪くないと

わかっていても

反射のように罪悪感が発生し

行動スイッチが入ってしまうことが

わかりました。

 

適切ではない行動をとった

後輩を指導した時、

見捨てないで、叱らないでと、

必死ですがる後輩(しかも男性)を

気が付いたらなだめていました。

 

『大丈夫だよ、落ち着いて』

『もっと肩の力を抜いて仕事をしよう』

 

本当は、繰り返される後輩の行動で

心身ともに自分の仕事の負担が莫大に

増えていたというのに

もう限界寸前、

精神科に行こうか

迷っていたくらいだったのに

本当は自分の方が泣きたいくらい

苦しかったのに、

 

本来後輩が受け止めるべき現実も

精神的な負担も

積極的に自分が背負っていました。

 

このとき初めて

自分の異常さに気が付きました。

 

 このことに気がついてから

罪悪感に支配されて

自分を見失ってしまう習慣を

どうやって断ち切るのか、

数冊の本を読みながら模索しています。

 

 

【親子関係と罪悪感がうまれる背景】

 

なぜ罪悪感を感じてしまうのか

その理由を探していたとき

 

横山 真香 著

『長女が“母の呪縛”から自由になる方法(大和出版)』

 

という本と出会い、

自分が抱えている罪悪感のベースを作った

母親との関係を知ることができて

少し気持ちが癒されました。

 

あなたは、もっとラクに生きられる 長女が“母の呪縛

あなたは、もっとラクに生きられる 長女が“母の呪縛"から自由になる方法

 

 

 

長女は生まれる前から

母親の期待を背負っていること

母親は娘、特に長女で

自己実現しようとすること。

長女は母親の期待や理想を

押し付けられる傾向にあること。

 

そして初めての育児で

孤独と不安を抱える母親は

精神的に娘に頼り、

 

娘は娘で母親に好かれようとして

その期待に応え

母親の機嫌をとる

役割を果たしていくこと。

 

そんな中で娘は、知らない間に

母親好みの人生を

生きるようになっていく。

 

でも時に顔を出す、

親の理想とは違う

本当の自分にギャップを感じたとき

そこに罪悪感が生まれるそうです。

 

 

【もしかしたら今でも母親の理想を生きているのかもしれない】

 

読んでいて驚きました。

私はどちらかというと

しっかりしている、

自分の意見を持っていると

言われるタイプだし

 

母とは用がなければ電話もしないし

ベタベタすることもないし

自分で稼いで家事もこなしていて

ある程度自立しているつもりでいました。

 

でもあまり記憶にない

母親との関係を

本を読みながらなんとなく

思い出すことで

 

おそらく子供の頃は

母親の期待に応えようと

必死だったし

 

確かに今も

自分で選んでいるようで

実際には母親の理想の人生を

追いかけているかもしれないと

感じました。

 

 

【これからのこと】

 

わき上がる感情に対して

自分の本心なのか

母親の期待と理想にしばられているのか

ひとつひとつ丁寧に

向き合っていきたいと思います。

 

 

ami