ふんわり優しい暮らし

少しずつ心を解放しています。

【「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法 感想】

「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法/大嶋信頼著 すばる舎 を読みました。

職場などで、人との距離の取り方に

悩んでいる人にぴったりな本だなって

思いました。感想を振り返ります。

 

「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法

「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法

 

 

 

私は、自分の近くで

誰かが怒られていると、

まるで自分が怒られているように
感じてしまい、
怒られている本人より
落ち込んでしまうことがよくあります。

気にしすぎだよ!もっと強くなれ!
なんて言われ続けたし
気の小さすぎる自分を責めていました。


だから、
HSP(敏感過ぎる人々)の存在を

知ったとき、すごく安堵しました。

自分はこのHSPの特徴を

かなりもっていました。


まわりの環境に影響を受けて
すぐに気分が変化してしまうのは

どうやら私の気が小さすぎる

わけではなく
脳の特性からきているとのことでした。

 

一見、単なる気の弱さが

原因だと感じる様々な反応が、

実は脳の特性によることを知り、
脳の働きをもっと知りたいと思って、
本書を手にしました。

(注意:サイエンスに精通された方向きの専門的な内容ではありません。

 

 
1) その感情はミラーニューロンの仕業かもしれない

 

1996年にイタリアの脳科学者によって、

ミラーニューロン」と呼ばれる

神経細胞が発見されたそうです。

(p.41参照)

 

この神経細胞は、

他の人の行動を見ると、

まるで自身が同じ行動を

とっているかのように

“鏡(ミラー)”のような

反応をすることから

ミラーニューロン」と

名付けられたとのことです。(p.41参照)

 

まわりの環境にいちいち敏感に

反応してしまうのは

毎日とても疲れるけれど、

人の真似が出来るから、
いろいろなことを覚えられるし

人に共感もできる。
人が人らしく生きるために、
とても大切な神経細胞だなって
思いました。

 

まわりの環境に左右されて

無駄に落ち込んでしまう自分を

弱い人間だと責めるのではなく、

脳にはまわりの出来事や感情を
自分のことのように感じる性質があり、

自分がまわりの環境に反応しやすいのは
ミラーニューロン

影響であることを知って

普段から気をつけておけば
自分の感情を見失うまえに

はっと我に返って、

飲み込まれないように気を付けることが

出来るんじゃないかなって思いました。

 

沸き起こってくる感情が

相手の痛みや怒りなのか、

純粋な自分の感情なのか、

冷静にみつめる習慣を意識したいです。

 


2) 環境は選ぼう

 

たとえ自分には関係ないことでも

隣の人が緊張していると

自分まで緊張してお腹が痛くなるくらい

まわりに影響を受けやすいタイプの私。

もしかしから人よりミラーニューロンが発達しているのかもしれません。


まわりに影響されやすいからこそ

環境を大切にしたいと思いました。

 

より深く人生を楽しむために
自分が憧れている人や、

尊敬できるような人達の中に身をおいて

ミラーニューロン

ポジティブな影響を積極的に

受けることを
大切にしたいと思います。

 

そして、自分軸を見失わないためにも

今みたいにブログを書いたり、

1人で静かに過ごす時間も

大切にしたいなと思います。

 

 

3)人にいい影響を与えられる存在になりたい

 

自分のミラーニューロン

誰かの真似をしてしまう

ということは、

誰かのミラーニューロン

私の真似をすることも

考えらます。

 

どうせなら相手をリラックスさせたり、

前向きな影響を与えられるような存在に

なりたいなって思いました。

 

 

4)まとめ

 

ミラーニューロンを使って

人は様々な

非言語のコミュニケーションを

交わしているのが、

とても興味深かったです。

 

思いはきちんと言葉にして

相手に伝えるのは大切なことだけど

非言語のコミュニケーションも

意識していきたいなって思いました。


そのためにも、

美味しい食べ物を食べて

たくさん笑ってたくさん学んで

体をいたわって

心地よい音を聞いて

心地よい香りに包まれて

美しい自然や芸術に触れて

心を大切にしていきたいな。


ami